野性爆弾・川島先生の「おもしろ小道具を発明しよう!」

野性爆弾・川島先生といえば、ダンボールや新聞紙を使ったお手製の小道具で有名。自在に作り出す器用さと、誰も思いつかないようなユニークな想像力でどんなおもしろ小道具が作られるのでしょう?

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登場した川島先生は「野性爆弾の川島です。僕のこと、知っている人?」と言って子供たちに挨拶。手を挙げた子に「キミ、なんか見たことあるね? 前に来た?」などと気さくに話しかけ、緊張をほぐしていきます。

そして、「僕のことを先生か“兵隊さん”と呼んでください」と子供たちに通じるのかわからないボケをした後で、「要らなくなった新聞紙と色とりどりのガムテープを使って、いろんなものを作っていく」と今日の授業の説明。

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まずはお手本をということで、先生が作ったお手製の小道具の数々が披露されます。先生が作ったのは、スズメバチやサメ、ビル群のヘルメット。これらの不思議な小道具はどんなネタで使われたのか、気になるところでもあります……。

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ここで、先生が「自分の好きなものを作りましょう。みんな、好きなものはなんですか?」と聞くと、女の子から「ペガサスとユニコーン」という答えが。それを聞いた川島先生は「……それはほぼ馬やね」と一言。子供たちというより、親の方から笑いが起こっていました。

ということで、早速、工作開始! まずは先生が見本を作ります。川島先生曰く「こうやって新聞紙を自分の作るものの形に合わせて丸めて、好きな色のテープを貼っていったら……」

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あっという間に「“指”ができあがりました!」。
しかし、あまりにも不気味な完成作品に、子供たちが「気持ち悪いー!」と悲鳴が(笑)。先生は子供たちが工作に熱中している間、指をいくつも作成。「きっとなんだかんだ言って、みんな指欲しいと思うんですよ」と一生懸命作っていましたが、子供からは「いらない。もらってもゴミ箱に捨てる」と厳しい一言。そんな言葉にもめげず作っていました。

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さらに、「見ている親御さんたちも一緒にどうぞ」という川島先生の言葉により、親子での合作の工作がスタート。お父さんやお母さんと一緒だと、子供たちも百人力! おにぎりやサッカーボール、うさぎなど、次々に世界にひとつだけの“おもしろ小道具”を完成させていきます。

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工作の途中、まだ1歳にならない赤ちゃんを見つけ、「抱いていいですか?」と川島先生。「よしよし~」と言って抱き上げてみたものの……

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やっぱり泣かれてしまいました(笑)。

ということで、30分ほどかけて、みんな思い思いの工作が完成! 最後に自分が作ったものを持って、記念撮影! 色とりどりでみんな、よくできました!

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学びのポイント
「もの」を作るということ。道具を使うことが人間の本質であるという意味で「ホモ・ファベル」という言葉がありますが、「もの」を作ることはこれに類するほどに、人間にとって重要な営みです。「もの」を作るということは、それまではただ「新聞紙」であったり、「ビニールテープ」であったりするものを、私たちの想像力の中で、例えば「牛の角」や「ヘルメット」として、新しい命を吹き込み、この世にこれまでとは違う新しい「存在」を創り出すことでもあります。またその作業は「上手に作れる」ことが問題なのではなく、言葉を補ってそれを説明することで、作ろうとした世界を他の人と共有できることが問題なのです。この授業では、このような「もの」を作ること、の易しい入り口が用意されています。子どもたちの新しい世界を作る営みを、鑑賞者として支えてあげてください。