ロバート山本先生の「負け犬書道でストレス発散!」

8月に開催し大好評だった『笑楽校 Summer Smile School@表参道ヒルズ』。夏休みも終わり、2学期がスタートした9月7日、いよいよ『笑楽校』が開校しました! 記念すべき最初の授業を受け持ったのはロバートの秋山先生と山本先生。続いて山本先生の『負け犬書道でストレス発散!』の授業の様子を紹介します。

教室に用意された机の上にはすでに、硯と筆が。この様子に早くもワクワクしている子供たち。

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そこに登場したのは、ロバート山本先生。頭には「負け犬」のごときかぶりもの、そして、書道ということで着物姿で登場。

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山本先生はまず最初に「書道には気持ちをすごく落ち着かせてくれる効果があるんだよ。習字の墨の匂いって落ち着くでしょ? でもね、ただ習字を書いても面白くない。僕の場合、嫌なことがあってモヤモヤした気持ちのときに字を書いているんです。そうすると、自分で書いたことに笑っちゃったり、書いたことでスッキリしたりするんだよ」と、負け犬書道とはなんたるかを説明。

そして、見本となる山本先生の作品をみんなに見せていきます。
最初はこちら。

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「きちんとやっても怒られる」……。先生は「こういう経験、ある人、手を挙げて!」というと、クラスの大半の子が「あるある!」と同意した模様。

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そのほか、「お前に何がわかる」「うんうん、ハイハイ、あーめんどくさい」などネガティブな心の叫びながら、なぜかクスリと笑えて、思わず「あるある」と言いたくなる負け犬フレーズを披露していきます。

先生曰く「こういうのを人に話したりして発散できればいいけど、それってなかなか言えない。そんなときのための負け犬書道なんです。そうすれば、ストレスを溜め込まないし、あとで見返すと日記みたいになるんだよ」とのこと。そして、「字の上手い下手は関係ない! 思っていることを何でもいいから書くことが大事」なのだそう。

ということで、子供たちも早速、「負け犬書道」をやってみることに。
まずは精神統一をするために、目をつぶって一度、気持ちを落ち着けて心の中にある自分の声に耳を傾ける。

1分ほどしたところで、いよいよスタート。思い思いの気持ちを筆で画用紙にぶつけていく子供たち。表情は真剣そのもの。

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書き終えた子は山本先生に見せるために教壇に持っていきます。そうすると、山本先生が感想とともに、「負け犬認定」のスタンプ(落款)を押してくれます。

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最初の女の子の作品は……「友だち、いつもうっとうしい」。スペースの取り方もお見事!

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そして、多くの共感を集めていたのはみきおくんの「みてるばんぐみ、かえられた」。これは誰もが一度は経験がありそうなこと。なんでもロバートが出演していた『ポケモンスマッシュ!』を変えられてしまったそうで、それについて山本先生は「それはダメだな! 俺も協力してやる!」と言っていました。

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そのほか、「ぼくのインコ、なんで てをだしたら かむの」というやや悲哀を感じさせる作品を作ったのは小学一年生のぶんせいくん。とても味のある、いい字を書いていますね。

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このあとも、子供たちの手は止まることなく次々と作品を生み出していました。「せみ、いっつもみぃみぃ なく」「朝ごはんがいつもパン」など、子供たちの自由なセンスには、山本先生も「すごいね!」とお褒めの言葉が!

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最後に、自分が書いた書道の中でいちばんよく書けたという作品を持って、みんなで記念撮影!

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授業の感想を聞いてみると……
小学六年生の男の子は「好きなことをなんでも書けるから面白かった。山本先生はテレビで見ているよりも背が高かった!」、さらに、五歳の男の子は「ふでで書いたのは初めてだったから楽しかった!」、そして、子供を参加させていたお母さんに話を聞いてみると「普段はテレビの中にいる芸人さんが目の前で教えてくれて感激。そして、芸人さんと体験しながら学べるという授業も良かったです」、そして「子供がのびのびと楽しそうだったので、参加してよかったです。山本先生の負の部分を出してもいいんだよという教えは子供にも意外と響いたのでは」とのことでした。

ということ、子供たちの顔がこの授業の前と後ではちょっと違ってスッキリしたように見えた、そんな『負け犬書道』は大好評で幕を閉じました!

学びのポイント
「書道」とは、本来、「書の美しさ」を表そうとする芸術です。では、「書の美しさ」とはなんでしょう。それは「書」に、書き手の個性と心が宿っていることです。活字のような字を書いても、それは正しいだけで、表現された個性的な美しさはありません。この授業では、「書」に書き手の個性と心を宿らせるやさしいやり方として、日頃のうっぷんを「書」にするという笑いの要素をうまく利用して、「書」の個性的な美しさや心が宿る楽しさを、子どもたちは学んでいます。子どもたちはこうして「書」に心を美しく宿すことで、感情を同時にコントロールし、礼節や知性をも養っています。大人のみなさんも、子どものこうした個性と心が宿る「書」を、無理に読むというよりは、絵のように感じて受けとってあげて下さい。