国立科学博物館×笑楽校 「なんで?ゼミ」第1弾 ガレッジセール 川田先生&中江雅典研究員の「魚のなんで?」

国立科学博物館と笑楽校がタッグを組んで生まれた『なんで?ゼミ』第1回が、9月14日、国立科学博物館で開催されました。子どもたちが日常生活で抱いている科学のあらゆる「なんで?」に、芸人&その道のスペシャリストが楽しく解説してくれる内容。この日は、ガレッジセール川田先生&中江研究員による「魚のなんで?」、そしてあべこうじ先生&奥山研究員による「花と虫のなんで?」の2つの授業が行われ、いずれも大盛況でした。こちらでは、ガレッジセール川田先生&中江研究員による「魚のなんで?」の様子をリポートします。

会場に登場したガレッジセール川田先生は自己紹介がてら「先生は本当に釣りが大好きな釣りバカ。釣りはいいよー! 人生が豊かになります! 釣りが好きっていうことは、もちろん魚も好き。みんなと一緒に魚の“なんで?”を解明していきたい」と語ります。ということで、魚のスペシャリストとして中江雅典先生、そしてアシスタントの若手芸人ランパンプスも登場します。

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みんなが揃ったところで、授業が始まる前に子どもたちが書いていた「なんで?」を見て、川田先生も気になった質問を中江先生にぶつけていきます。

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例えば、『どうしてマグロは止まると死んじゃうの?』という質問。これに対して、中江先生は「いい質問です。マグロは泳ぐのがすごく速くて、しかもすごく長く泳げる。みんなもかけっこすると息がはぁはぁするでしょ? マグロは生まれてからずっとかけっこしているような状態。かけっこしているときは大丈夫なんだけど、止まると急に息が苦しくなっちゃうんです」と解説。これに川田先生も「なるほど! では寝るときも泳いでるんですか?」と鋭い指摘。中江先生よると「その通り。寝ながら泳いでいる。マグロに限らず、魚は意外と寝ながら泳ぐのも多いんです」とのこと。

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さらに、女の子からの「魚のしりょくはどれぐらいですか?」という「なんで?」に、中江先生は「小学生とは思えない、すごくイイ質問! 逆になんでそこを不思議に思ったのか聞きたいぐらい」と絶賛。それに対して川田先生は「この質問をくれた子の名前、まりんちゃんですからね(笑)」と言って、会場の笑いを誘っていました。

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ちなみに、先ほどの答えとしては、「みんなも水の中ではそんなに遠くまで見えないでしょ? 魚も一緒。そんなに視力はよくないと言われています。人間が視力を測っているみたいに1.0とか数値では測れないけど、動いているものは見えていると言われています」とのことです。こんな風に知らなかったことがどんどん明らかになっていき、子どもたちも興味津々で耳を傾けていました。

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魚のことがわかってきたところで、「魚はどんどん新種が発見されていますから、みんなで「こんな魚、いたらいいな」というのを書いてみよう」という流れに。かくゆう川田先生も、今夏、番組で新種のカニを発見して話題になったばかり! 子どもたちは思い思いに紙にユニークな魚を描いていきます。

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できあがったら、前に出て発表! マーライオンのような魚や、顔がネコになっているニャーニャイオン、魚の体の中にリビングやお風呂などがあるフィッシュハウスなど、ユニークな作品が次々に発表されます。沖縄の海にいそうなカラフルな魚を書いた女の子は川田先生から「じゃ、この魚の名前はレインボーフィッシュにしよう」と命名されたりしていました。

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そして、最後に全員が作品を持って前に並び、先生たちが作品を見ながらコメント。川田先生からは「みんなが書いてくれた魚を見て、魚釣りに行きたくなった!」、中江先生は「今日、すごく楽しみにしていて、実際とても楽しかったです。この中から将来、僕のライバルになるような魚のスペシャリストが出てきてほしい」、ランパンプスからは「子どもたちの発想力すごい! 感動しました」とそれぞれ感想が延べられました。

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今日の授業の感想を聞いてみると……「魚が元々好きで参加しました。楽しかった! みんなが書いた魚の絵がユニークでこれまで以上に魚好きになった」(5年生/男の子)、「テレビをあんまり見ないのですが、川ちゃんがこんなに魚に詳しいとは知りませんでした。子どもたちも楽しく学べたみたいで、とても面白かったです」(4年生のお父さん)とのことでした!

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